煙管(キセル)タバコのすすめ 後編

前編では簡単ながら
煙管の魅力をご紹介しました。



後編では実際の吸い方や扱い方と
煙管が哲学的な要素も孕んだ喫みものでもあることを
ご紹介できればと思います。





前編では
初心者の方に向けて
パイプスクリーンをお勧めしましたが
ずっとパイプスクリーンを使用したままだと
煙管の魅力は半減してしまい
パイプスクリーンの掃除など
余計な手間もかかるので
あまりお勧めできません。

どうして魅力が半減してしまうのかを
吸い方を交えながら説明させていただきます。





ちなみにパイプスクリーンのセット方法は
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爪楊枝などの背を使い
このように押し込みます。
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これでセット完了です。
(火皿の大きさやパイプスクリーンの大きさによっては
ハサミで切って調整する必要があります)






現在ノーマルの小粋を切らしておりまして
こっちの「小粋 松川刻」を愛用してます。
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福島県石川郡で生産された限定品で
東日本大震災後
復興への願いを込めて作られたんだそうです。
ノーマルと同じ380円で売られていますが
単品で販売してる店は
「大人の駄菓子屋」と店主が称する
阿佐ヶ谷の「いかわたばこ」しか私はしりません。
限定品だけに、在庫がなくなれば
その時点で販売終了かもしれません。
この古臭い外観と店主の人柄がグッドなお店です。
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私の場合
葉はこのようにタッパーに移します。
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ヤフオクで素敵な煙草入れがたくさん出品されてますが
「お」 と思うものはお値段もそれなりで
今のところ味もそっけもないタッパーで我慢してます。
冬場など乾燥する時期は
葉がボロボロになってしまうので
加湿剤(エバーウェット)を一緒に入れてやります。
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煙草屋で一個50円で買えます。
湿度を70~75%に保つよう記憶された活性白土(セラミック)が入っているという優れものです。
ですが、正直これだけでは役不足なところがあります。
そういうときはさらに大きいタッパーを用意し
蓋をして湿らせたティッシュとしばらく置いたり
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タッパーを離し気味の状態から、直接霧吹きすることも。
玄人の方には怒られそうですが。
注※加湿しすぎるとカビが生えることがあるそうです




あとは葉を取り出し
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丸めます。
慣れるまでは少し難しいかもしれません。
このとき葉が乾燥していると
ボロボロに崩れてしまいます。
湿度が最適な時は
葉を丸めやすいのですぐわかります。
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うまく丸めて詰められるようになると
吸った際に葉が口に入らなくなるのです。





火皿に詰め込み
(ぎゅうぎゅうに詰めるか
余裕を持たせて詰めるか
ふわりと詰めるかなどで
喫煙時間や喫味が変化します)
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あとは着火するのみです。
(本来はマッチで吸うのが基本らしいのですが
私はジッポを使います)
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紙タバコを吸うときよりもソフトに
「熱いスープをすするように吸う」というのが
煙管愛好者たちが口々に話すポイントです。
強く吸えば辛く刺激的になり
弱く吸えば甘く柔らかくなり。
(これは燃焼温度が関係していて
長い煙管ほど冷却効果があり
味がマイルドになります)
肺に入れなければ
味と香りが引き立ちますし
肺に入れたなら
紙タバコのようにフィルターを介さないので
わずかの煙で重みがあり、満足感があります。

私もそのときどきで
肺に入れたり入れなかったり
極限まで弱く吸ってみたり
がつんと肺に流し込んだり──

葉の湿度や
葉の詰め方や
そのときどきの吸い方によって
諸行無常の喫味をひびかせ
一期一会の出会いをするのが
煙管タバコの醍醐味
あるいは哲学
とも言えるのかもしれません。

なるほどこれは
どみどりくんがいつも言う
リアル人生ゲームそのものですね。

欲張って最後まで吸い切ろうとすると
燃えカスが口に入って来て苦い思いをします。
自分なりのやめどきを探りましょう。

「欲張りすぎず引き際を見極める」というのは
これまたまるで人生訓です。





吸い終わったなら
煙管を灰受けに打ちつけるのは御法度。
煙管が壊れてしまうし
この煙管のように雁首が傷だらけになってしまいます。
(この煙管を使ってた方は何度も打ちつけたのでしょうね)
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使ったマッチ棒や爪楊枝で
火皿からこそぎ落しましょう。
肺活量に自信がある方は
息だけで取り除けるかもしれませんが。







吸う頻度にもよりますが
1日に5~6回くらいしか吸わない私は
週に一度ほどモールで掃除します。
この掃除作業は
強い臭気を発します。
非喫煙者が傍にいる場合は気をつけてください。
私も相方によく睨まれてます笑


前編でもお話しした無水エタノールに浸し
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出し入れします。
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次にモールを3、4回折り曲げ、太くしたなら
火皿の中をこそぐように回します。
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汚れカスやモールのカスが残っている可能性があるので
最後に吸い口から息を吹いて飛ばしてやるといいです。






うっかりモールが羅宇に入り
取れなくなったことがあるのですが
そういう場合は
金属部分の雁首か吸い口を竹(羅宇)から外します。

コンロの火で金属をあぶり
火傷しないもので覆い、全力で引っ張れば
なんとか外れます。
女性の方は男性にお願いした方が無難かもしれませんね。

そして金属がまだ熱いうちに羅宇に押し込み戻します。


また、水洗いもできないことはないのですが、
湿気で竹(羅宇)が痛むそうなので
モールで乾拭きしてやり、よく乾かすのがいいかと思います。





いかがだったっでしょうか。
煙管を試してみようと思ってくださったり
煙管を通して何かを感じてくださったなら、幸いです。
もっと煙管について知りたい方は
私なんかよりもっと詳しく解説しているサイトがたくさんありますから
是非探索してみて、逆に私にさらなる煙管の魅力を教えてください。



世の中はなにかと便利になり
なにかと騒がしく
立ち止まることがいけないことのように
常にあおり立てますが
煙管のように
不便だけれども「いま」に立ち止まらせてくれる
ささやかな「いま」の幸福に手を引いてくれるアイテム
たまにはいいかもしれません。

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あなたのその身に、
いかなる逆境や順境が待ち受けているとしても、
どみどりくんは変わらず、
いずれあなたにおとなうであろう「発見」によりそっています。

今日のあなたを「ふしぎ発見」へといざなう音楽

「BJ Thomas / Rain drops keep falling on my head」

Raindrops keep falling on my head
but doesn't mean my eyes will soon
be turning red
crying's not for me, 'cause
i'm never gonna stop the rain by complaining
because i'm free
nothing's worrying me
nothing's worrying me.
ぼくの頭には、雨の滴が落ち続けてる
だからってぼくの瞳が赤くなるわけじゃない
泣き言は言わないよ
だってね、文句を言ったところで雨を止めることなんてできないし
ぼくは自由だから、なにも心配してないんだ
な~んにもね




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「授かりもの」だけしかない世界だよ(修正版)

子供は 
授かりもの

あたりまえのように
人はそう言うよね
 
なるほど確かに 
そこに異論の余地は 
なさそうだ
 
でもね
考えてもごらんよ
 
過去 
現在 
未来という時系列があり
身体運動が可能な
空間がある
重力がある
地面がある

そのことはどうだろう

昼間のまばゆさ
夜の静けさ
夕刻の儚さ
黎明の力強さ

そのことはどうだろう

風が吹き 
草木がさざめき
雲が棚引く

そのことはどうだろう

暑い日があれば
寒い日もあり
じめついた日があれば
からからな日もある

そのことはどうだろう

きみが現存する 
時代や場所
文化や社会があり
歩める道がある 

そのことはどうだろう

きみを取り巻く 
仲がいい人や
仲がわるい人
尊敬する人や
反面教師な人
疎遠になった人や
これから出会うのだろう誰か

そのことはどうだろう

五感がある 
ということはどうだろう

呼吸ができる 
ということはどうだろう

記憶ができる 
ということはどうだろう

理解ができる 
ということはどうだろう

好き嫌いがある 
ということはどうだろう

得手不得手がある 
ということはどうだろう

希望と絶望がある 
ということはどうだろう
 
これまで 
きみの肉体活動を支えてきた
水や空気
太陽光や月光
動植物や昆虫や微生物

それらはどうだろう
 
きみが今 
している仕事 
学業や遊び
生きる上での 
あらゆる活動

それらはどうだろう

たえまなく 
きみに降りそそぐ
逆境や順境

それらはどうだろう
 
愛しあうことや 
助けあうこと
憎しみあうことや 
傷つけあうこと
生きる上での 
あらゆるこころのうつろい

それらは本当に 
疑いの余地なく
きみ自身が 
自らの力によって獲得した
個人の所有物であると
本当の本当に
きみはそう思うかい?
 
この世界において 
授かりものではないもの
それをきみは 
言いえることが
果たしてできるだろうか
 
そしてその 
この世の授かりもの
すべてとっぱらった 
そこに残るもの
きみはそれが 
なんだと思うだろうか

もしもきみがそれを見つけたなら
ぼくにもこっそり教えておくれよ

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きみのその身に
いかなる逆境や順境が待ち受けているとしても
ぼくは変わらず
いずれきみにおとなうだろう「発見」によりそっているよ

今日のきみを「ふしぎ発見」へといざなう音楽

「Valon / Salyu(サリュ)feat ilmari(イルマリ)」
作詞 Salyu
作曲 小林武史
 
体のどこかに流れる
あなたとの似たもの
それが何か 感じられたら
世界は 疑いの海から
抜け出せていないと思わないで




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煙管(キセル)タバコのすすめ 前編

タバコをやめて10年以上経っていた私が
再び吸うきっかけになったものが
煙管(キセル)でした。



保湿剤、燃焼促進剤、香料など
様々な化学物質が添加されているとされる
現在の一般的な紙巻タバコですが
そういったものが添加されていないせいなのか
それとも産地の煙草農家の努力の結晶なのか──








「うまい!」



それが端的な感想でした。
かつて吸っていた紙巻タバコはなんだったのだろうと
そう思えるほどに煙管タバコは美味かったのです。





一般的な紙巻タバコと言えば
増税に次ぐ増税でとにかく高額です。
吸い過ぎれば健康を害する場合もあり
(百害あって一利なしという説は
いくらなんでも悪者にし過ぎと思いますが)
臭いがこびりつき
壁や物にヤニがこびりつき
吸い殻が多く出るうえ
副流煙による健康被害などが
わざとらしいほどに多々取りざたされ
喫煙者の肩身は狭くなるいっぽうです。




マナーのわるい方がいることは
百も承知なのですが
喫煙者への
過剰なまでの社会的圧力は
異常にも思えるほどに
手厳しいものを感じます。

舛添都知事へ行われた
マスメディアによる連日の集中砲火同様
国民にタバコを吸われては困るような裏事情が
マスメディアを牛耳る支配者層側にはあるのだろうか
とも勘繰りたくなります。




話がいささか脱線しましたが
この煙管
タバコについてまわる
それらマイナスな側面
プラスにしうる魅力を備えているのです。





時代劇などで
みなさまも見たことがあるかと思いますが
このフォルム
このたたずまい
なんともたまらないものがあります。

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火皿の付いた金属の雁首
金属の吸い口
その間を繋ぐ竹を羅宇(らう)といい
この形の煙管は「石州」と呼ばれます。
一番よく見るスタンダードタイプですね。

最初は真鍮かどうかもわからないような
真っ黒な状態の煙管でしたが
粗めのやすりと金属磨き剤ピカールで
ここまでになりました。


新品のものではなく
USED品の、古くて傷や汚れがあるような
味わい深い一本が欲しかったので
ヤフオクで良さそうなものを探しました。
この煙管は3000円ほどで落札しましたが
幕末や明治期くらいの
著名な金工師が作ったものは
50万円もの値段が付いていました。

ここでもオークションという経済形式の恩恵を
授かった形です。



江戸時代の中期に誕生したとされる
煙管ですが
明治維新後
西洋文明が流入し
生活様式が変化し
現在の一般的な紙巻タバコが台頭したこともあって
徐々に衰退していってしまいました。

使用してみれば
なるほどその理由はよくわかります。



火皿の部分に
刻み煙草を詰め込む手間があります。
風が強い日など
外でそんなことをしていたら
葉っぱが飛んで行ってしまいます。

また
煙管の火皿は小さいので
たくさんの刻み煙草を詰めることはできず
喫煙時間は紙巻タバコより大幅に短くなります。



ですが──




だからこそいいのです。


現在、日本メーカーの刻み煙草は
二種類しかありません。
「小粋」「宝船」という商品です。
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「国産」に至っては
現在では「小粋」のみ
です。
タバコ業界全体がそうですが
刻みタバコの需要にいたっては
風前の灯火
と、そう言えるのかもしれません。


私は「小粋」を愛用しておりますが
10gで380円のこの商品
(宝船「ベルギー産」は20gで500円です)
1日に5~6回ほど煙管で吸って
この一箱
吸い切るのに一ヶ月以上かかります。
一度にあまり喫煙できないということは
それだけコストパフォーマンスがよく
財布に優しい
のです。


勘のいい方は
もうお気づきでしょう。
一度にあまり喫煙できないということは
吸う場所やタイミングが限られるということは
必然的に吸い過ぎを防止する
ことになります。

煙管を取り出し
刻み煙草を詰めなければならないというひと手間は
こころに余裕とのびしろをもたらします。
忙しい現代社会だからこそ
煙草を吸うときくらいは
「小粋」に煙管を構え
のびやかに煙を味わう
のです。

加えて冒頭にお話ししたように
添加物無添加だからなのか
煙草農家の皆様のタバコ葉への情熱なのか
とにかくこの「小粋」
抜群に美味しいです。
だからなのか
短い喫煙時間
少ない喫煙量でも
不思議な満足感があります。

さらに加えれば
相方いわく
紙巻タバコよりも嫌な臭いがしないそうです。
なので
非喫煙者から白い目で見られることも
少なくなりそうです。






ところが
衰退の理由はまだ思い当たります。



吸い終わったなら
使い終わったマッチ棒や
つまようじなどを使い
火皿の灰を捨てなければなりません。
↓私の掃除用のつまようじを預かる置物です。
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また
1日に吸う量が少ない私でも
一週間に一回は
煙管の掃除をしなければなりません。
私はこれ↓を使用してます。
アマゾンで20本×5パックで1080円です。
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このモールを
薬局などで売ってる無水エタノールにひたし
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吸い口の方から出し入れします。
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それをおこたると
中に汚れがたまっていくことになり
味がだんだんわるくなってゆき
最終的には詰まって吸えなくなります。


吸った際に
葉が口に入るのが嫌な方は
慣れるまでパイプスクリーンがあってもいいかもしれません。
これ↓です。
これを火皿にセットします。
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ですが
本来はパイプスクリーンなど使用しないのが煙管喫煙です。
上手に丸めて葉を火皿に詰められるようになり
吸い方が熟達してくればくるほどに
パイプスクリーンなしでも葉が口に入ることはなくなりますし
パイプスクリーンは無用の長物と化します。

自信がある方は
初めからパイプスクリーンなしで挑戦してみるのもいいかもしれません。





面倒くさそうに思えてきましたか?





ですが──




このこともまた
だからこそいいのです。




パイプスクリーンに関しては
私はヤフオクで安価なものを入手しました。
使わなくなった歯ブラシで擦って洗えば何度でも使いまわせるものです。
早い段階で使わないものになってしまったので
必要な方はメールフォームから連絡くだされば
残っているものを無料で郵送します。
私が持っていても仕方ありませんからね。


無水エタノールも
最初に買った一本から
ほとんど減ってません。


またこの
メンテナンスをするという作業は
車やバイクをメンテナンスしたり
お気に入りのペットや仕事道具の手入れをすると
だんだんとそれに愛着が湧いてくるように
煙管にも同じそれが湧いてきます。
相棒のようにすら思えてきます。
なんせ毎日顔を合わせるものですからね。

こんなことって
使い捨ての紙巻タバコでは考えられませんよね。




そんなわけで
次回後編は実践に移ってみたいと思います!













あなたのその身に、
いかなる逆境や順境が待ち受けているとしても、
どみどりくんは変わらず、
いずれあなたにおとなうであろう「発見」によりそっています。

今日のあなたを「ふしぎ発見」へといざなう音楽

「赤い公園 / 小粋」
作詞 津野米咲

誰もが自分のことで
本当はいっぱいいっぱいなんだ
寂しさに負けそうになって明日がこわくて
それでも優しさを振り絞ってゆく




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いち腹話術師(神)が、全存在を演じる世界だよ

ぬいぐるみ片手に
声色を変えて
大人が子供をあやす場面のように

たくさんの人形を並べ
ひとり何役もやって
たわむれる子供のように


たったのひとりで──

きみや
ぼくや
きみの友達や
ぼくの家族や
日本全土の人々や
地球上すべての人々
どころか

この大宇宙すべてに存在する
あらゆる「生命体」
あらゆる「個」
腹話術
演じているよ
たったのひとりで──



きみが嫌ってやまない
あの上司と
きみが会話をするとき
上司の肉体と
きみの肉体を通路とし

ひとり芝居に打って出ているんだ
きみが上司に
中指を立てる様を
自ら体験したいがために

きみが好んでやまない
あのイケメンと
きみが会話をするとき
イケメンの肉体と
きみの肉体を通路とし

ひとり芝居に打って出ているんだ
きみがイケメンを前に
その目がハートになることを
自ら体験したいがために

なんだか滑稽でしょう



なになに?
どうやってひとりで
宇宙すべての存在の
腹話術を同時進行できるのか
って?
そんなの「いっこく堂」でもできないよって?



強いて言うなら
そのギミックは
釈迦が唱えた
「縁起」の中に
あると言えるかもしれないよ





なになに?
どうして神は
ぼくらが腹話術をされてる存在だって
もっとたくさんの人に
教えてくれないのか
って?


それがスタンダードになっちゃったなら
わざわざ神が
こんな大規模な
腹話術(人生)ゲームに興じる意味が
なくなっちゃうでしょうが!











ぞくぞくと
カブトムシが這い出てきていて
虫かごが追いつかなくなりそうって
じゃっくが!
現在♂が7匹♀が4匹だって

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さて問題です
この写真の中に
カブトムシは何匹いるでしょうか?












きみのその身に
いかなる逆境や順境が待ち受けているとしても
ぼくは変わらず
いずれきみにおとなうだろう「発見」によりそっているよ

今日のきみを「ふしぎ発見」へといざなう音楽

「SEKAI NO OWARI / SOS」
作詞 Saori/英補

子供たち、心が無感覚にならないように
”静寂”に耳をすませて
誰かを救うことは
自分を救うことと同じなんだって




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「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という光

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先週の土曜日
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という
五感の中でも主役的な感覚機能
「視覚」を封印し
100%の暗闇を体感することができる
体験型のイベントに参加して来ました。

「ダイアログ」とは、英語で「対話」を意味します。
なので、直訳すると「暗闇の中の対話」となります。



会場が地下に設営されていることの意味を
体験を終えた人であれば
問うまでもなく理解します。

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ダイアログ・イン・ザ・ダークのことを知ったのは
ずいぶんと前のことであったと記憶しますが
「これは絶対に行ってみたい」と内に秘めながらも
そのときの目の前のことをこなすことに埋もれ
すっかり記憶の片隅へと追いやられていました。

ところが
今年で40歳になる相方の
例年とは違う特別な体験となるような
アニバーサリーな贈り物を考えていたとき
ふとここのことが思い浮かんだのです。



思いもよらぬ想念が自動的に思い浮かぶ
というサプライズもまた
この「縁起世界」の賜物です。

天から降りてきたメッセージと解釈するも
ガイド(守護霊)がくれたメッセージと解釈するも
運命であると解釈するも
おのおのの自由なわけですが
この世界におけるいかなる現象も
「縁起」に起因されていることには変わりません。




この日の昼の時間に予約した
初めて顔を合わせる
何の素性も知らない8人が
ロビーで顔を合わせます。
もちろん私も
相方以外の6人で知っている人は1人もいません。


明るいロビーから
少し照明を落とした部屋へと通されると
アテンド(介添人)が紹介されます。
社会との関わりあいの中で
視覚的障害に直面するいち個の人間であるのと同時に
暗闇との対話のエキスパートでもある
その明るく懸命で誠実な女性は
自らの愛称「ミキティ」を名乗り
初顔合わせの8人もまた
その場で簡単な自己紹介をし
おのおの愛称を名乗っていきます。

普段は人の名前を一度聞いても
そのほとんどを忘れてしまう私ですが
(何度も何度も耳にしてようやく覚えられます)
「音」としての「名前」
これほど重要な意味を持ってくるのか
ということを
間もなく私は思い知らされます。




8人それぞれ
視覚障害者が使う白杖を手にし
いよいよ完全なる暗闇へと踏み入ります。

多少の不安はあったのかもしれないのですが
それは未知への好奇に打ち消されます。



ゆっくりと
事故のないように
慎重にミキティがアテンドしてくれます。
見えない誰かと接触したり
混みあっていそうなところでは
声を出して名を名乗るだけで
他の7人の助けになることはもちろん
自分の身を守ることにも繋がります。

そうやって
誰がどの辺りの位置や距離に在るのかを把握するのと同時に
空間の全体的な様子もおぼろげに把握することができるからです。
「聴覚」のありがたみにしばし胸を打たれます。



小さな公園?のような空間で
地面の石畳の感触
生い茂る草(シュロチク?)の感触
池の水のひんやりとした心地よさ
木製のベンチに座ってみたり
ハンドメイドな質感のブランコに興じます。
どういう仕掛けかはわかりませんが
森林の中のような
澄み渡った空気と鎮まりへといざなう香りが
嗅覚を刺激します。



初期仏教や禅の瞑想法に
いま自分が行動しているあるがままを
認識することだけに重きを置いた瞑想法がありますが
視覚情報がシャットされた状態に在ると
瞑想という形式をとるまでもなく
残された4感は自動的に研ぎ澄まされ
日常生活では考えられないほどに
豊かになって外部世界が反響します。





8人が8人とも
誰に強制されるでもなく
おのずと自発的になっていきます。
普段はどちらかというと無口で控えめな性格の私も
誰かとコミュニケーションを取りたい気分になっていきます。
いつの間にか8人は
不思議な連帯意識の中にいました。
そして
私にはその理由がわかる気がしました。




「人は見た目じゃない」とは
ひょっとするともはや死語なのかもしれませんが。
暗闇の中に在って初めて
私はこの言葉が真実になりえることを
垣間見た気がしました。




われわれ人間が
いかに視覚的情報に囚われ
日々を生きているか。




「この人は怖そうで話しかけにくいな」とか
「この人は好みのタイプだからドキドキするな」とか
「この人は私のことを避けてそうだから気まずいな」とか
「この人は裏では私のことをなんて言ってるかわかったもんじゃない」とか
人間誰しも「先入観」という名の主観フィルターを通し
世界を見ている
わけですが。
そういった視覚的情報に惑わされることなく
他者とコミュニケーションができるという真実がもたらす
安らぎにも似た多幸感のようなものがあることを
視覚情報が完全にシャットされた状況に在って
私は知ることになりました。





ロビーで顔を合わせたものの
ほとんど誰もなんの印象も残っていなかった6人の姿が
気がつけば生き生きと感じられてきます。
顔を見てさえ名前を覚えられない私が
本人の声の特徴だけで
全員の名前が自動的に浮かんできます。
(ちなみにミキティは私の手に少し触れただけで
私を言い当てました。
ミキティ恐るべし!)




広い芝生の空間では
キャッチボールをしたり(これが思いのほかできてしまうのです)。
鬼ごっこをしたり(スーパースリリング!)。
顔も思い出せないけれども
たびたびぶつかってしまうような縁のあった女性と
背中を合わせて会話をしたり。
寝転がってみたり。


暗闇の喫茶店では
8人でひとつのテーブルを囲み
ポケットに用意していたお金を
視覚障害者の店員さんに支払い
私は抹茶ラテとお菓子を注文し(美味そうなお酒もありましたよ)
しばし他の7人とミキティと店員さんとの談笑にふけりました。



味覚があることの豊かさ
かけがえのない喜びを
暗闇が教えてくれました。



私が
食べないことによって
食べる喜びを再発見した
ように
参考記事↓
絶飲絶食の禊修行から見えてきたふしぎ発見 前編


見ることができない状況が
見ることができるということの喜び
そして
見ることができるということが
必ずしも豊かであることの条件ではないし
幸福を約束してくれるものでもないこと

私に教えてくれました。

「闇」「ダーク」「暗い」「見えない」などと耳にすると
ネガティブなイメージを抱く方が多いかと思うのですが

「闇」「光」
なりえるのです。
「闇」こそが
「光」を解き放つことをすることが
必ずや起こりうる世界なのです。
この世界は。





30~40分くらいに感じたイベントは
終わってみれば80分が経過していました。

8人ひとりひとりのその手を
いつくしむように握るミキティのぬくもりが
今でも私の心奥で光を放っています。

プロ意識からなのか
いつも気丈に振る舞うミキティですが
たくさんの困難や逆境があったかと思います。



ミキティは
享受された感覚機能をフル動員し
世界と繋がり
闇すらも光であること
闇があるからこそ
光を認識できること

見えている人々に向けて体現しようとしているのではないかと
そんなふうに私は感じていました。



見えているけど
人の文句ばかり言いながら生きる人生
できないことばかりあげつらう人生
があれば
見えないけれど
残された感覚機能をフル活用し
自分にできることを懸命に模索し
自らの運命に誇りを持ちながら
日々を生きようとする人生
があります。
たとえば
ミキティのように。

前者とミキティ
本当の意味での盲者
果たしてどちらなのでしょう。











あなたのその身に、
いかなる逆境や順境が待ち受けているとしても、
どみどりくんは変わらず、
いずれあなたにおとなうであろう「発見」によりそっています。

今日のあなたを「ふしぎ発見」へといざなう音楽

「夜が明けたら / きのこ帝国」
作詞 佐藤

でも でも でも
夜が明けたら、夜が明けたら、
許されるような そんな気がして
生きていたいと涙がでたのです




パクチーの種を差し上げます。
詳しくはこちらの記事↓を読んでみてください。

http://domidorikun.jp/blog-entry-435.html

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「どみどりくん」あるいは「じゃっく」へのメッセージ

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やあやあ、よく来てくれたね。

じゃっく&どみどりくん

Author:じゃっく&どみどりくん
オルタナティヴ・スピリチュアルの時代へ。みんなと。』の、姉妹ブログ『どみどりくんの、世界ふしぎ発見』に遊びに来てくださりありがとうございます。管理人のじゃっくと申します。

『オルタナティヴ・スピリチュアルの時代へ。みんなと。』が「表通り」を行くブログなら、こちらのブログは「裏通り」を行くブログです。
両方合わせてようやく私のメッセージの完成形となりますが、選り好みして「表通り」だけ見てもらってもまったく問題ありません。
来るべきときが訪れたなら、おのずと「裏通り」も歩かされている自分を発見されますから(ニヤリ)

で、この「裏通りブログ」が何故に必要なのかと申しますと、早い話が「表通り」だけでは解決できない、処理しきれない問題(絶体絶命のピンチ)に、人は前触れもなく遭遇するからです。
誰しものそのときのためにこそ、私「じゃっく」が、フシギニストである「どみどりくん」に扮し(チャネリング?)ながら、この「裏通りブログ」は存在し続けます。


「世界ふしぎ発見」とは言っても、某テレビ番組が世界における「目に見えるふしぎ」を発見して紹介するのとは趣がちがい、このブログでは世界における「目には見えないふしぎ」の発見を書き記することを趣旨としています。

ですが、「目には見えない」とは言っても、「UFO」「超能力」「幽霊」といった類のものとは趣が違いますし、「スピリチュアル」ともまたちょっと違うのかもしれません。
「哲学」「宗教」とも言い切れませんし、「自己啓発」「人生哲学」ともまた少し違うかもしれません。

しいて言うなら、みなさんが今まで生きてきた中で、学校教育や家庭教育やマスメディアによって抗いようもなく培われ、育くまれた「常識」「当たり前」「思い込み」「偏見」「先入観」などをとっぱらった先にある「あるがままの世界」あるいは「究極の羅針盤」の発見ってところでしょうか。


たとえばですが、

『きみが何を考え、何に思い悩み、何を行為しようとも、きみ自身は実は何もしていないのさ』

いきなりこんなことを断言されたとしたら、どう思うでしょうか。
「うん、そうだと思ってた!」という方は、おそらくは皆無に近いかと思われます。
おそらくは「あ…ちょっとこの人、ヤバイ宗教とか入ってる感じの人なんだろうな。かかわらないようにしよう…」
おおかたそんなところではないでしょうか。

ですが、私は特定の宗教を信仰していませんし、歴史上の人物や現存するいかなる人物も、敬いはしても崇拝するような対象にはなりません。この先もずっと。




そもそもはこの「裏通りブログ」から私のブログ人生が始まり、私を通路として見い出されるふしぎ発見を、誰かと分かち合い、この「リアル人生ゲーム」に活かしたいがために、2つ目のブログ『オルタナティヴ・スピリチュアルの時代へ。みんなと。』を作るにまで発展してきました。

「分かち合い」ほどの、いち人生を賭けるに値する究極の財宝、自他一挙両得のベストバイブスは、他に見当たりませんもの。
自分がまずうれしいし、同時に誰かもうれしいだなんて、はっきり言って
最高!

じゃないですか。







「ふしぎ発見!」の終わりに、みなさまを発見へといざなう楽曲も紹介しています。よろしければあわせて楽しんでください。
※和訳した歌詞は、英語力のない私がグーグル翻訳を参考に、個人的解釈で訳したものなので、ちょっとおかしいよっていう訳もあるかと思いますが、大目に見ていただけましたら幸いです。

カテゴリの中の「スーパーふしぎ発見」には、ブログの核となる発見かな、と思われるものを並べています。まあ、だからどうってわけでもありません。

カテゴリの中の「映画」がいざなうふしぎ発見については、ネタバレしているものがほとんどなので、どうか「この映画これから見ようとしてたのに(泣)」なんてことにならないようお気を付けください。

一度投稿した「ふしぎ発見!」も、一年くらい間隔をあけて読み返すと「うーん…なんでこんなふうに書いたんだろう」「この表現は不適切だなあ」「今ならこんな言葉は使わないなあ」といったことがよくあります。
私はまったくいとわず何度でも記事を修正します。
修正することによって、伝えるべきメッセージが進化しつづけていることを私自身実感できますし、過去記事と現在の記事とで違いすぎるがために読者を混乱におとしいれてしまうような事態も軽減されます。
投稿日に対してコメントの日付が古い記事は、「あ、修正した記事なんだな」と思ってください。




ツイッターもやってます。
業者の方や宣伝目的の方じゃなければ、出来うる限りフォロー返ししています。