映画「マッドマックス 怒りのデスロード」が教えてくれたふしぎ発見!だよ パート7

今日は映画に見るふしぎ発見!
ジョージ・ミラー監督作
「マッドマックス 怒りのデスロード」

※性懲りもなくパート7をやっちゃうよ!※

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この映画をとおして開眼する
ふしぎ発見!については
6回の記事で
完結した(はずだった)んだけれども
パート7を銘打った今回は
「マッドマックス 怒りのデスロード」を監督した
ジョージ・ミラー
主要キャストである
シャリーズ・セロン
映画完成に帰結するまでに
辿り歩んできた軌跡から
学ぶべきふしぎ発見を
ここに書き記さずには
いられなかったからなんだ

オーストラリアの
人里離れた
小さな町で育ち
映画史初期の
アクション映画
カーチェイス映画を
こよなく愛した
ジョージ・ミラー

彼の生活圏には
広い高速道路が通っていて
移動手段として
というアイテムは
その周辺に住む者にとって
必須だったんだ

医師として
救急救命室に勤務していた
ジョージ・ミラー
救命医療を選択した
その理由はというと
映画を撮るための
少しでも多くの
資金を集めるため
(救命医療は給料がいいんだってさ)

ジョージ・ミラー
車文化の負の面
そして
瞬間 瞬間に
医療的最善選択を迫られる
多くの怪我人を
目の当たりにしながら
サバイバル的感覚
養ってゆくよ

マッドマックスシリーズ一作目において
復讐の相手を
5分後に爆発する車に繋ぎ止め
ノコギリを渡し
足首を切断し
生き延びるか
それともあきらめて
死を選ぶか
主人公マックスが
当人に選択を迫らせる
冷徹なシーンがあるんだけれども
そのシーンなんかは
まさに
ERでの体験が
反映されたシーンなのかもしれないね

交通量の多い都会での撮影は
撮影費用がかさみすぎるという理由で
人気のない僻地を
ロケ地にせざるをえなかった
ジョージミラー
けれどもそのおかげで
荒廃した近未来という
マッドマックスシリーズを
通底する舞台設定は
誕生することになって──

そしてシリーズ第4作目にあたる
「マッドマックス 怒りのデスロード」
この作品の
完成に至るまでの道のりを
ひも解いてゆくと
あらゆる出来事が
必然的に
導き出されてきた道のりであったことが
見えて来るんだ

ジョージ・ミラーが敬愛する
サスペンスの巨匠ヒッチコックの言葉
「日本人が字幕なしで理解できる
そんな映画を目指している」

その言葉を
ジョージ・ミラーが思い出したことから
極限まで説明や台詞を削ぎ落とした
原初的アクション映画を目指すことを
見定め
ストーリーボード主導型の脚本制作という
かつて例のない映画製作方法から
映画制作はスタートし
脚本家のブレンダン・マッカーシー
ストーリーボード主導型の脚本制作
その過程がもたらす奥深さを
こんなふうに言い表してる
「この方法で書かれた脚本では、ヴィジュアルと言葉が同じ重要性を持っているんだ。
試行錯誤していく中でジョージとぼくが重要だと考えたのは、サブテキスト(作品の根底にある意味)だった。
たとえば”グラフィックな詩”みたいなものを思い浮かべてほしい。
表面を読むのは簡単だけど、余韻は深いところで響いている。
ぼくたちが実現しようと努力したのは、そうした深いところを流れているものを
これはという瞬間に表面に浮上させ、観客の心の中で爆発させることだった」

かくして映画は
単なるアクション娯楽大作ではとどまらない
詩的な深み芸術性をたずさえた
奇跡的なヴィジュアルを
生みだすことになったんだ

そして 
ストーリーができあがっていく中で
重要なポイントとなったものが
ヒッチコックの造語
マクガフィン
(それを巡って話が展開する仕掛け)


核戦争によって
文明は崩壊し
物資は限られ
あらゆる場所が汚染された
荒廃した近未来世界において
宝石や貴金属が
価値ある仕掛けになるはずもなく
それをではなく
にしてみようと
ジョージ・ミラーが決めたことから
支配者イモータン・ジョー
支配体制を盤石にするため
監禁された
5人の妻を巡る戦いという
構想は生まれ
その妻たちを守る戦士を
ではなく
女性であるフュリオサ大隊長にする
という必然的人物設定は
生まれたんだ

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なぜならば
男と男で
女を奪い合う

そんな話にしてしまったなら
話しの意味合いが
まったく変わってしまうから

ジョージ・ミラー
この点について
インタビュアーの高橋ヨシキさんに
こんなふうに回答しているよ
「女戦士が、自由を奪われた女性たちの逃亡を手助けし、
マックスはそれに巻き込まれる。
本作におけるフェミニズムは、
ストーリー上の必然であって、
先にフェミニズムありきで映画を作ったわけではありません。
フェミニズムは、ストーリー上の必然から生まれて来たものなのです」


実を言えば
「ストーリー上の必然から
生まれて来たもの」
とは
「映画内におけるストーリー上の必然」には
まったくとどまらないんだ

フュリオサ大隊長という人物の
映画の中での実在感
そのたたずまいの説得力は
フュリオサ大隊長を演じる
シャリーズ・セロンの過去を
ひもとくことで
見えて来るものがあって

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南アフリカにおいて
道路建設会社を経営し
10台もの車を所有するほどの
大の車好きで
マッドマックスシリーズを
重要な作品であると位置づけた
そんな父親の元で生まれ育ち
初めて運転したことを
思い出せないほどに
トラック
家庭環境に自然に
溶け込んでいた
そんな幼少期を過ごしていた
シャーリーズ・セロン
車の運転なんて
お手のもの

ところが
アルコール依存症の父親による
家庭内暴力に悩まされてきた一家に
悲劇は起こるんだ

15歳になった
シャーリーズ・セロン
身の危険を感じた母親が
父親を射殺

16歳のときに
地方のモデルコンテストに優勝し
1年ほどモデル活動をしたのち
バレエ・ダンサーを志し
ニューヨークへ移住
けれども
膝の怪我によって
その夢を断念するんだ

今度は女優を目指して
ロサンゼルスに移住したものの
仕事がなくて
その日暮らしの困窮生活
手元に在った小切手を
現金化しようとしたものの
小切手の期限が切れていて
素っ気なく銀行員に断られたがために
シャーリーズ・セロンは激昂
口論になっているところを
なんと
現在のマネージャー
スカウトされるんだ

改めてぼくが言うまでもないけれど
膝を痛めていなかったなら
銀行で口論になっていなかったなら
そこに現在のマネージャーが
通りかからなかったなら

現在のシャーリーズ・セロンはなかっただろうし
「フュリオサ大隊長の役は
シャーリーズ・セロン以外に
考えられなかった」

そうジョージ・ミラーが豪語するほどの
フュリオサ大隊長の実在感
そのたたずまいの説得力は
映画の枠を超えた
シャーリーズ・セロンの過去(実人生)
なくして
表現されることはなかったはずだよ

そして
それはなにも
シャーリーズ・セロンのことだけに
とどまらない
んだ

パート8では
ジョージ・ミラーが発した
「ストーリー上の必然から
生まれて来たもの」

この言葉が帯びる
普遍性
より掘り下げる
試みをしていこうと思うよ










今日はどんな一日になるだろうね
あるいは どんな一日だったかな
きみにいかなる逆境や順境が待ち受けているとしても
「ふしぎ発見!」は変わらず
きみの奥深くによりそっているよ

今日のきみを「ふしぎ発見!」へといざなう楽曲を紹介するね

「焦燥 / Glim Spanky(グリムスパンキー)」
作詞 松尾レミ

間違いを探す事で答えが見える
なんて思う人間だけじゃないさ
苦しい今に慣れた僕らは
真実は確かにあるって事を知ってる






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きくち家むすめさん

いやあ、お気持ちわかりすぎるほどにわかってしまいます。

シャーリーズ・セロンはもはや性別を超越してるといいますか、思わず崇め奉りたくなってしまうほどですね笑

マッドマックスが好き、という方とこうして繋がれることだけでもとってもうれしいことですし、幸せなことです。

続編、ほんと待ち遠しいですね。
シャーリーズ・セロンの今後の活躍にも期待大です。

ありがとうございます!

No title

シャーリーズ・セロン!好きです!!

ただの金髪美人じゃない、映画で魅せる圧倒的な存在感にはいつも壮絶な過去を想起してしまいます。

フュリオサを演じる彼女には同性ながらもズキュンと胸打たれました。
あんなかっこいい女性になりたかった・・・程遠い~(××)
でも今の私が必然ということで信じて前に進みます~。

あ!アカデミー賞受賞おめでとうございます!
また続編がでるといいなと思います。

konchikiさん

初期から応援してくれてるkonchikiさんはもはやVIP待遇だから、内容無視のコメントもぜんぜんありだよ笑

かつてないほどに咲いたっていう梅の花、まるで今のkonchikiさんだね。なんかね、素直にそう感じるんだ。

No title

ブログも梅の花が咲いたね!
春が来てるんだね~

今日さ、初めて気がついたんだけど、
家の庭の梅がこれまで見たことないほど枝という枝、その枝の隅々までたーっぷり花をつけたんだよ!
母がさ、育ててたんだけどね、なーんかすごいなーって
今のところ近所では一番だよ!(笑)

と、全然関係なくてごめん<m(__)m>

いつもありがとう
またねー(^_^)/

sayamaさん

We go back !

kakidonさん

念願のブイエイトまでもうひと息!

イモータンジョー!

アカデミー賞授与式ももうすぐだね!

No title

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やあやあ、よく来てくれたね。

じゃっく&どみどりくん

Author:じゃっく&どみどりくん
オルタナティヴ・スピリチュアルの時代へ。みんなと。』の、姉妹ブログ『どみどりくんの、世界ふしぎ発見』に遊びに来てくださりありがとうございます。管理人のじゃっくと申します。

『オルタナティヴ・スピリチュアルの時代へ。みんなと。』が「表通り」を行くブログなら、こちらのブログは「裏通り」を行くブログです。
両方合わせてようやく私のメッセージの完成形となりますが、選り好みして「表通り」だけ見てもらってもまったく問題ありません。
来るべきときが訪れたなら、おのずと「裏通り」も歩かされている自分を発見されますから(ニヤリ)

で、この「裏通りブログ」が何故に必要なのかと申しますと、早い話が「表通り」だけでは解決できない、処理しきれない問題(絶体絶命のピンチ)に、人は前触れもなく遭遇するからです。
誰しものそのときのためにこそ、私「じゃっく」が、フシギニストである「どみどりくん」に扮し(チャネリング?)ながら、この「裏通りブログ」は存在し続けます。


「世界ふしぎ発見」とは言っても、某テレビ番組が世界における「目に見えるふしぎ」を発見して紹介するのとは趣がちがい、このブログでは世界における「目には見えないふしぎ」の発見を書き記することを趣旨としています。

ですが、「目には見えない」とは言っても、「UFO」「超能力」「幽霊」といった類のものとは趣が違いますし、「スピリチュアル」ともまたちょっと違うのかもしれません。
「哲学」「宗教」とも言い切れませんし、「自己啓発」「人生哲学」ともまた少し違うかもしれません。

しいて言うなら、みなさんが今まで生きてきた中で、学校教育や家庭教育やマスメディアによって抗いようもなく培われ、育くまれた「常識」「当たり前」「思い込み」「偏見」「先入観」などをとっぱらった先にある「あるがままの世界」あるいは「究極の羅針盤」の発見ってところでしょうか。


たとえばですが、

『きみが何を考え、何に思い悩み、何を行為しようとも、きみ自身は実は何もしていないのさ』

いきなりこんなことを断言されたとしたら、どう思うでしょうか。
「うん、そうだと思ってた!」という方は、おそらくは皆無に近いかと思われます。
おそらくは「あ…ちょっとこの人、ヤバイ宗教とか入ってる感じの人なんだろうな。かかわらないようにしよう…」
おおかたそんなところではないでしょうか。

ですが、私は特定の宗教を信仰していませんし、歴史上の人物や現存するいかなる人物も、敬いはしても崇拝するような対象にはなりません。この先もずっと。




そもそもはこの「裏通りブログ」から私のブログ人生が始まり、私を通路として見い出されるふしぎ発見を、誰かと分かち合い、この「リアル人生ゲーム」に活かしたいがために、2つ目のブログ『オルタナティヴ・スピリチュアルの時代へ。みんなと。』を作るにまで発展してきました。

「分かち合い」ほどの、いち人生を賭けるに値する究極の財宝、自他一挙両得のベストバイブスは、他に見当たりませんもの。
自分がまずうれしいし、同時に誰かもうれしいだなんて、はっきり言って
最高!

じゃないですか。







「ふしぎ発見!」の終わりに、みなさまを発見へといざなう楽曲も紹介しています。よろしければあわせて楽しんでください。
※和訳した歌詞は、英語力のない私がグーグル翻訳を参考に、個人的解釈で訳したものなので、ちょっとおかしいよっていう訳もあるかと思いますが、大目に見ていただけましたら幸いです。

カテゴリの中の「スーパーふしぎ発見」には、ブログの核となる発見かな、と思われるものを並べています。まあ、だからどうってわけでもありません。

カテゴリの中の「映画」がいざなうふしぎ発見については、ネタバレしているものがほとんどなので、どうか「この映画これから見ようとしてたのに(泣)」なんてことにならないようお気を付けください。

一度投稿した「ふしぎ発見!」も、一年くらい間隔をあけて読み返すと「うーん…なんでこんなふうに書いたんだろう」「この表現は不適切だなあ」「今ならこんな言葉は使わないなあ」といったことがよくあります。
私はまったくいとわず何度でも記事を修正します。
修正することによって、伝えるべきメッセージが進化しつづけていることを私自身実感できますし、過去記事と現在の記事とで違いすぎるがために読者を混乱におとしいれてしまうような事態も軽減されます。
投稿日に対してコメントの日付が古い記事は、「あ、修正した記事なんだな」と思ってください。




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